こんにちは!ハッチです。
今回は電気自動車向きの電気料金プランについての記事です。
現在、我が家は太陽光発電と電気自動車(PHEV)を所有しており、
- 晴れた日の日中は、太陽光発電でPHEVを充電
- 雨の日は、発電量が少ないので充電しない
- 休日は、日中出かけていることが多いので充電しない
できるだけガソリンを使わずに毎日充電したい。
そう思って良い電力会社を探していた時に見つけたのが「まちエネの毎晩快適充電プラン」です。
我が家では実際にこのプランに契約したので、
「なぜ我が家がこのプランを選んだのか」
これを、プランの仕組みや料金比較も交えながら解説していきます。

太陽光発電と電気自動車を両方お持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
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まちエネ「毎晩快適充電プラン」とは


「まちエネ」はMCリテールエナジー株式会社が運営する電力会社です。
その中でもEV・PHEVオーナー向けに用意されているのが今回契約した「毎晩快適充電プラン」です。
どう安く充電するかは電気自動車を所有している多くの人が悩むポイントだと思います。
こうした背景から、深夜の電力を安く提供することで、夜間充電を後押しするプランが出てきました。
毎晩快適充電プランもその一つです。



まずは毎晩快適充電プランの中身から見ていきましょう。
まちエネ「毎晩快適充電プラン」ってどんなプラン?
毎晩快適充電プランは、「午前1時〜5時の電気使用量が、無料になるプラン」です。



無料はすごいですね!これが深夜1~5時の間は使い放題ってこと?



実は使い放題ではなくて、「その月の総使用量の20%まで」という上限があるんです。
例えば、ある月の総使用量が500kWhだったとすると、
500kWh × 20% = 100kWh
までが無料分になる計算です。
この枠は「総使用量の20%」です。
実際に深夜に使った分だけがカウントされる、シンプルな仕組みになっています。
また、次の2点も知っておく必要があります。
①再エネ賦課金は無料の対象外(総使用量にかかる)
この無料枠に対しても再エネ賦課金はかかってきます。
2026年度の再エネ賦課金は4.18円なので、正確には完全無料ではなく1kwhあたり4.18円になります。
②燃料費調整額は「総使用量-無料電力量」に対して計算される
燃料調整費はこの無料使用分に関しては除外されます。
これは良いように見えますが、まちエネの燃料調整額はマイナスになっているので、含まれていない方が電気代は高くなります。
もし、含まれていたら無料分を使った分だけ電気代が安くなるので、それはさすがにできない仕組みですね。
料金表を中国電力「従量電灯A」とまちエネ「毎晩快適充電プラン」比較
我が家は中国電力エリアに住んでいるので、「従量電灯A」と「毎晩快適充電プラン」を比較してみます。
(最大需要容量6kVA未満)
この二つのプランの電気料金は以下の3つの内容で構成されています。
(再エネ賦課金は電力会社関係なく一律なので含めていません)
- 基本料金
- 電力量料金
- 燃料調整費
一つずつ比較してみます。
基本料金(最低料金)比較
| 中国電力 従量電灯A | まちエネ 毎晩快適充電プラン | |
|---|---|---|
| 基本料金(最低料金) 最初の15kWhまで | 759.68円 | 1800円 |
基本料金だけを比べると、まちエネのほうが月1,040.32円高くなります。



基本料金が高いなら、やっぱり損しちゃうんじゃないの?



基本料金だけ見ると高く感じますよね。でも我が家の場合、この差額分は夜間の無料充電とガソリン代の削減でカバーできると考えています。
電力量料金
| 中国電力 従量電灯A | まちエネ 毎晩快適充電プラン | |
|---|---|---|
| 1段目単価 15~120kWh | 32.75円/kWh | 32.75円/kWh |
| 2段目単価 121kWh~300kWh | 39.43円/kWh | 39.43円/kWh |
| 3段目単価 301kWh以上 | 41.54円/kWh | 41.54円/kWh |
電力量料金は「従量電灯A」と「毎晩快適充電プラン」で全く一緒の料金単価となってきます。
燃料費調整額
| 年月 | 従量電灯A | 毎晩快適充電プラン |
|---|---|---|
| 2026年1月分 | 10.12円/kWh | 10.11円/kWh |
| 2026年2月分 | 10.10円/kWh | 10.09円/kWh |
| 2026年3月分 | 10.00円/kWh | 9.99円/kWh |
| 2026年4月分 | 9.89円/kWh | 9.88円/kWh |
| 2026年5月分 | 9.83円/kWh | 9.82円/kWh |
| 2026年6月分 | 9.76円/kWh | 9.75円/kWh |
| 2026年7月分 | 9.57円/kWh | 9.56円/kWh |
| 2026年8月分 | 9.06円/kWh | 9.07円/kWh |
| 2026年9月分 | 8.43円/kWh | 8.46円/kWh |
燃料費調整単価はほとんど同じで、差は0.01~0.03円程度しかありません。
(電気料金にすると数円の差程度)
ここで注意しておきたいのが、先ほど説明した「燃料費調整額は総使用量から無料充電電力量を差し引いて計算される」という仕組みです。



燃料費調整額はマイナスの場合は、電気を使うほど電気代が「割引」される状態になっているんです。つまり無料分は燃料調整費を含まないというのは割引が減るということです。
燃料費調整額がプラス(電気代に上乗せされる状態)であれば、無料充電分が計算対象から外れるのはメリットになります。
ですが、マイナスでは話が逆になります。
無料充電分がこの割引の対象からも外れてしまうため、燃調の割引を受けそこねることになるのです。
従量電灯Aと毎晩快適充電プラン料金比較まとめ
比較した内容をまとめると、以下のようになります。
- 基本料金は毎晩快適充電プランが1040.32円高い
- 電力量料金は同一
- 燃料調整費はほぼ同一(単価0.01~0.03円ほどの差)
- 毎晩快適充電プランは無料枠分は燃料調整費が含まれない



一番大きな違いは基本料金です。基本料金が高い分、無料枠があるので、この無料枠の使い方というのが大きなポイントになってくると思います。
我が家が毎晩快適充電プランを選んだ理由
ここまでプランの仕組みと料金を見てきましたが、我が家がこのプランを選んだ理由を整理します。
理由①:晴れた日は今まで通り太陽光で充電できる
「晴天時は太陽光の自家消費でPHEVを充電する」このスタイルは変わりません。
プランを変えても、晴れの日の充電方法はそのままです。
太陽光発電で充電するコストは、我が家の場合17円/kWhです。
(売電できたはずの分が減る「売電減収分」をコストとして考えた金額。我が家は2022年設置なので売電単価は17円です)



太陽光発電で充電するより無料枠で充電した方がお得じゃないですか?



それが実はそうでもなくて。無料になるのは総買電量の20%までなので、毎晩充電していると、この上限にすぐ到達してしまうんです。
そこで我が家は、次のように使い分けることにしました。
- 晴れた日の日中:太陽光発電で充電(コスト17円/kWh)
- 悪天候の日・日中出かけていた日:深夜の無料時間帯に充電
太陽光でまかなえる日はそちらに任せておけば、無料枠は「太陽光が使えない日」のためにしっかり残しておけます。
この使い分けによって、充電コストを最小限に抑えられるのではないかと考えています。
理由②:できるだけガソリンを使わずに電気で走りたい
これまでは「充電できない日=ガソリンで走る」が当たり前でした。
我が家は車で出かけることも多いので、PHEVではありますが、ガソリンは月2回程度給油していました。



雨の日とかでも普通に充電すれば良かったんじゃないですか?
そう思うかもしれませんが、電気料金単価も高く、わざわざ電気を買って充電するメリットをあまり感じられませんでした。
結果として、「太陽光で充電できない日は、ガソリンで走る」が習慣になっていたんです。
この状況を変えたくて見つけたのが、まちエネの「毎晩快適充電プラン」でした。
理由③:電気代だけでなくガソリン代まで含めて考えた
基本料金だけを見れば、まちエネのほうが月1,040.32円高くなります。
ですが、この差額以上に雨の日・休日のガソリン代を減らせるなら、家計全体としてはプラスになるはずです。
まちエネによる電気代の増加額 < ガソリン代の削減額
実際にどれくらいコスト削減できそうか、太陽光・深夜無料枠・ガソリンの3パターンで比較してみます。
- PHEVの電費:5km/kWh
- 太陽光充電のコスト:17円/kWh(売電減収分)
- 深夜無料枠のコスト:4.18円/kWh
- ガソリン車としての燃費:15km/L
- ガソリン価格:158円/L(試算時の前提)
60kmを走るのに必要な電気量・ガゾリンは、
電気:60km ÷ 5km/kWh = 12kWh
ガソリン 60km ÷ 15km/L = 4L
それぞれのコストは次のとおりです。
| 充電方法 | 計算式 | コスト |
|---|---|---|
| ①太陽光発電 | 12kWh × 17円 | 204円 |
| ②深夜無料枠 | 12kWh × 4.18円 | 約50円 |
| ③ガソリン | 4L × 158円 | 632円 |
ガソリンで60km走ると約632円かかるのに対し、太陽光充電なら204円、深夜無料枠なら約50円で同じ距離を走れる計算です。
つまり、ガソリンと比べたコスト差は次のようになります。
- 太陽光充電:ガソリンより60kmあたり約428円お得(632円-204円)
- 深夜無料枠:ガソリンより60kmあたり約582円お得(632円-50円)



太陽光と無料枠で充電だと428円〜582円お得なんですね。これだとプランによる電気料金の差額も埋められそうですね。



基本料金差額の1,040.32円は、月に2回ほど深夜無料枠で60km分を充電できれば十分カバーできる計算になります。あとは実際に何回充電できるか次第ですね。
もちろん、これはあくまで机上の試算なので、この通りになるとは限りません。
今後は実際のデータを集めて検証していこうと思います。
まとめ|太陽光+PHEVの我が家にまちエネは合うのか
今回の記事では、我が家がまちエネ「毎晩快適充電プラン」に変更した理由をお伝えしました。



毎晩快適充電プランとの相性は良さそうですね。



まだ契約したばかりなので結論は出せませんが、料金体系は、我が家の使い方と相性が良いかなと思います。
「まちエネはお得です」と最初から結論を出すのではなく、太陽光+PHEVの我が家なら本当にお得になるのか、これから実際のデータをもとに検証していきます。
特に、
- 雨の日・休日の夜間充電が実際どのくらいの頻度になるのか
- 無料枠20%の中に収まるのか
- ガソリンの給油頻度
このあたりはしっかりと確かめていきたいと思います。



結果はブログで公開していきたいと思っているので、よかったらまた見に来てください。
当ブログではこの他にも家庭用太陽光発電に関する情報を発信しています。
太陽光発電を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
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