こんにちは、ハッチです!
「また電気代が上がってる、、、」と、毎月の検針票を見てため息をつく日々。
そんな中、大きな話題になっているのが、実業家の三崎優太(青汁王子)氏が立ち上げた新サービス
「でんき0(電気ゼロ)」
です。
電気代が0円になるという衝撃的なフレーズですが、

そんな上手い話ってあるの?なんだか怪しいような気がする、、、
このように不安に感じる方も多いかと思います。
そこでこの記事では、以下の3点について忖度なしで解説します。
- 「でんき0」は本当にお得なのか
- 「でんき0」のメリット
- 「でんき0」の懸念点



でんき0が気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
三崎優太(青汁王子)氏が「でんき0」を始めた背景
三崎優太氏がなぜ「でんき0」を始めたのか?
まずは、その背景を見ていきたいと思います。
電気代高騰と「再エネ賦課金」への不満
私たちが支払う電気料金の中には、再エネ賦課金という項目が含まれています。
これは、日本の再エネ普及のために国民全員で負担する仕組みですが、年々その負担は重くなっています。
負担が増える中、森林を伐採するなどして無秩序に設置されているメガソーラー。
そんな状況から再エネ賦課金に対する不満は高まっており、三崎氏はここにメスを入れようとしています。
釧路湿原のメガソーラーが、反対の声を押し切って12月に工事再開するらしい。これが完成すると、再エネ賦課金になって電気代がまた上がるんだよ?
— 三崎優太(Yuta Misaki) 元青汁王子 MISAKI (@misakism13) December 1, 2025
一部の事業者だけが儲かり、負担は全国民へ。こんなの許していいの?この仕組みに気づき、全員がもっと怒らないとダメなんだよ。バカげてるよ。
「でんき0」の仕組みと特徴
でんき0は一体どんな仕組みで、どんな特徴があるのか確認していきましょう。



「電気代を0円にする」はインパクトのある言葉ですが、中身をしっかりと確認していくことが大事です。
でんき0の仕組み
でんき0は簡単に言うと、
- 太陽光発電と蓄電池を設置する
- 発電した電気で自給自足
- 余った電気はでんき0が買い取る
これによって“電気を買わない暮らし”を実現するというものです。



本当にこれで電気代を0円にすることはできるの?



残念ながら電気代を0円にするというのは現実的に難しいです。
大容量の太陽光発電と蓄電池を設置できて、毎日晴天であれば電気代0円も可能ですが、しかしそれは無理ですよね。
公式サイトでも小さい文字で書かれています。


まずは、でんき0の仕組みと、電気代を0円にするのは難しいということは理解しておく必要があります。
FIT制度に頼らない買取制度
太陽光発電を設置している人の多くは、FIT制度で余剰電力を売電しています。
「FIT制度を利用することが当たり前」
この常識を破ったのが、でんき0の買取制度です。
以下の表は、でんき0とFIT制度を比較したものです。
| 項目 | 売電単価 |
|---|---|
| でんき0 (太陽光+蓄電池) | 1〜4年:25円 5〜10年:15円 11年〜20年:11円 |
| でんき0 (太陽光のみ) | 1〜10年:15円 11〜20年:11円 |
| FIT制度 | 1〜4年:24円 5〜10年:8.3円 11年以降:制度なし(自身で売電先を選択) |



でんき0の方が期間も長く高く買い取ってくれます。



これだとFIT制度に頼らなくても良さそうですね。
環境価値の買取
「でんき0」は、自家消費した電気に対しても1kWhあたり0.4円を還元してくれます。



どうして使った分に対してお金を払ってくれるんですか?



これはCO2を発生させない電気の価値を売ることができるからです。
再エネで発電した電気の価値は、
- 電気そのものの価値
- 環境価値
この二つに分けられ、それぞれを売却することができます。
今までは個人でこの「環境価値」を売るのは難しく、捨てられていたような状態でした。
しかし「でんき0」は、みんなの環境価値をJ-クレジットとして束ねて売ることで、
今まで0円だった自家消費分にも「0.4円」という価格をつけたのです。
1kwhあたり0.4円なので、そこまで大きい金額ではありませんが、他の業者ではなかなか見られない画期的なサービスです。
発生したお金は、電気代や設置費用の支払いに充てられるようになっています。
12時〜13時は電気代がタダ
まだ始まっていないサービスですが、でんき0が提供する電力契約(新電力サービス)に切り替えた場合、
12時~13時の電気代が無料
になるみたいです。



無料は嬉しいですね。



天候が悪く発電量が少ない時も12時~13時は気にせず電気が使えますね。
太陽光発電があるのと、時間も1時間なので、そこまで大きな電気代削減効果にはなりませんが、それでも嬉しい制度ですね。
「でんき0」の良いと思った点
個人的な意見ではありますが、でんき0の良いなと思った点です。
今までにない画期的なサービス
先ほど、でんき0の特徴で書いたように、
- FIT制度に頼らなくても、高い単価で、かつ長期間決められた単価で売電できる
- 今まで捨てていた環境価値を買い取ってくれる
- 12時〜1時は電気代が無料
これは今までにない、画期的なサービスです。
特にでんき0の売電制度は魅力的ですね。
卒FITの方に向けての売電制度もあり、他の電力会社と比較して高単価かつ期間も長いです。
(こちらは蓄電池を設置している方限定になっています)



でんき0のサービスは素直に良いなと思いました。
「でんき0」の懸念点
でんき0のサービス内容をみて思った懸念点は2つです。
- 事業の継続性
- 設置にかかる初期費用
① 事業の継続性
でんき0では、20年間の売電単価を設定しています。
20年間決められた単価で買い取ってくれるのは嬉しいですが、途中で倒産してしまえば意味がありません。
「本当に20年間事業を継続できるのか?」
という懸念はあります。
初期費用が分からない
良いサービスだったとしても、初期費用が割高であれば意味がありません。
良いサービスを見せて集客して、高めの初期費用で利益を得る。
こういった可能性もあるので、注意は必要です。
まとめ:でんき0は良いサービス?
でんき0は本当に良いサービス?
これに対する結論は、
現時点では分からない
です。
太陽光発電を設置して得するか、損するかは、
- 発電量
- 売電単価
- 買電単価
- 自家消費率
- 設置費用
- 点検費用
- 修理費用
- 廃棄費用
これらの費用によって変わってきます。
この中で、判明しているのは売電単価だけです。
(環境価値も含めて考える必要はありますが、収支に与える影響は小さいです)
サービス内容だけ見たら良い点も多いですが、総合的に判断する必要があります。
特に設置費用に関しては、収支に大きく影響してくるので、ここは慎重に見ていくべきです。



気になっている方は、まずは見積りを取ってみて、そこから慎重に検討するのが良いかと思います。
設置費用の適正価格についてはこちらの記事を参考にしてみてください。


当ブログでは、この他にも家庭用太陽光発電に関する役立つ情報を発信しています。
太陽光発電が気になっている方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。






