こんにちはハッチです。
太陽光発電を検討する上で、一番気になるのがやっぱり「設置費用」ですよね。

太陽光の相場って結局いくらなの?見積もりをもらったけど、適正価格が分からない、、、
このように、価格の正解が見えなくて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
このような内容について詳しく解説しています。
この記事を読むことで太陽光発電の設置費用で失敗する可能性をグッと下げることができます。



太陽光発電の設置費用で少しでも疑問に思うことや不安がある方はぜひ参考にしてみて下さい。
- 30代会社員、妻(専業主婦)と子ども(5歳)の3人家族
- 太陽光発電アドバイザー
- 家は戸建でオール電化
- 2022年10月にリフォームローンを組んで太陽光発電を設置
- 相場より87万円安く設置
- 保証期間内(15年間)で得られる経済的メリットは約150万円の見込み
【2026年度】家庭用太陽光発電の設置費用相場価格





最初に2026年度の相場価格から見ていきましょう。
実は、太陽光発電の相場価格には“2つの基準”があります。
| 基準 | 1kwあたり | 内容 |
|---|---|---|
| ①平均価格 | 29.0万円 | 2025年に実際に設置された費用の平均 ※2026年の平均価格はまだ未公表 |
| ②想定費用 | 25.5万円 | FITの売電単価を決めるために国が想定している費用 |
どちらも経済産業省の調達価格等算定委員会の資料で公表されている数字です。
相場価格は1kwあたりの価格で出されており、
太陽光発電設置費用総額 ➗ 設置容量 = 1kwあたりの価格
これで出せます。
この価格は製品代だけでなく、工事費、申請手続き代行費などを含む、太陽光発電設置にかかる総費用です。
①平均価格:1kwあたり29.0万円
平均価格は、実際に全国で設置された住宅用太陽光発電の費用の平均です。


| 2025年設置 | 平均価格(1kwあたり) |
|---|---|
| 全体 | 29.0万円 |
| 新築 | 28.9万円 |
| 既築(後から設置) | 30.1万円 |
しかも、平均価格は2023年頃から少しずつ上がってきています。
②想定費用:1kwあたり25.5万円
想定費用は、国がFITの売電単価を決めるときに前提としている費用です。
「効率よく設置できれば、これくらいの費用で設置できる」という金額として設定されています。


画像だと見えにくいと思うので、表にまとめています。
| 年度 | 想定費用(1kwあたり) |
|---|---|
| 2023年度 | 25.9万円 |
| 2024年度 | 25.5万円 |
| 2025年度 | 25.5万円 |
| 2026年度 | 25.5万円 |
| 2027年度 | 25.5万円 |
2024年度〜2027年度まで“1kwあたり25.5万円”で据え置きとなっています。
この25.5万円は、実際に設置した人のうち安く設置した上位30%の水準です。
平均価格よりも安い、「ここまでは下げられる」という目安ですね。
相場よりも安く設置している人は多い
先ほど2つの基準の相場価格を紹介しました。



2つの基準の相場価格を目安にすれば大丈夫そうですね。



実はそうでもないんです。個人的には相場価格は高いと思っています。
X行ったアンケートでは、このような結果となりました。


アンケートでは、「60%の方が1kwあたり20万円以下で設置している」との結果でした。
実際に我が家も、補助金を引く前で1kwあたり約16.8万円で設置しています。



相場より安く設置している人って多いんですね。
一方で、平均価格は1kwあたり29.0万円です。
20万円以下で設置している人がいるのに平均が29.0万円ということは、“その分かなり高い金額で設置している人もいる”ということです。
5kwの太陽光発電で比べてみると、
| 1kwあたり | 5kwの設置費用 |
|---|---|
| 20万円 | 100万円 |
| 25.5万円(想定価格) | 127.5万円 |
| 29.0万円(平均価格) | 145万円 |
同じ5kwの太陽光発電でも、20万円と平均価格では45万円も違ってきます。
高く設置してしまう原因は、“割高だと知らずに営業トークにのせられて”設置しているからです。
設置場所の環境やメーカーによって多少前後はしますが、
私としては1kwあたり20万円以下を目指すのがおすすめ
です。
そのために大事なのが、「業者の比較」です。



業者の比較をすることで費用をグッと抑えることができます。この後、我が家が実際に比較した見積もり事例を紹介していきます。
わが家の太陽光発電見積書を公開


それでは、実際に業者比較してみた我が家の見積もりを公開していきます。
一括見積もりサイトを利用して、合計で6社から見積もりを取得しました。
| 業者 | 設置容量 | 価格 | kw単価 |
|---|---|---|---|
| A社 | Qセルズ 6.39kw カナディアンソーラー 6.0kw 長州産業 6.12kw | Qセルズ 143万200円 カナディアンソーラー 147万4200円 長州産業 143万200円 | Qセルズ 22.4万円 カナディアンソーラー 23.9万円 長州産業 23.4万円 |
| B社 | 長州産業 7.14kw | 長州産業 128万円 | 長州産業 17.9万円 |
| C社 | 長州産業 8.16kw | 長州産業 170万5000円 | 長州産業 20.9万円 |
| D社 | カナディアンソーラー 5.625kw 長州産業 5.1kw | カナディアンソーラー 121万円 長州産業 112万円 | カナディアンソーラー 21.5万円 長州産業 22.0万円 |
| E社 | Qセルズ 6.39kw カナディアンソーラー 6.75kw 長州産業 6.12kw | Qセルズ 120万円 カナディアンソーラー 120万円 長州産業 120万円 | Qセルズ 18.8万円 カナディアンソーラー 17.8万円 長州産業 19.6万円 |
| F社 | カナディアンソーラー 13.5kw | カナディアンソーラー 275万円 (HEMS込み) | カナディアンソーラー 20.4万円 |
先ほどの、
- 平均価格:29.0万円/kW
- 想定価格:25.5万円/kW
それと比べて安いのが分かると思います。



特にB社、E社に関しては、1kwあたり17万円台というかなり安い見積もりでした。
最初はB社、E社の提案がよかったのですが、その後、交渉した結果、C社と契約することになりました。
C社に決めた理由は以下のとおりです。
- 交渉した結果、C社が最安値となった
- 保証が充実していた
- 自治体の補助金もらえる業者だった
C社の詳しい見積もり内容はこちらになります。
(B社の見積もり内容に合わせて価格を安くしてくれました)
太陽光発電のメーカーは長州産業で設置容量は7.14kwです。
見積書には書かれていませんが、以下の保証も含まれています。
- システム保証 15年(メーカー)
- 出力保証 25年(メーカー)
- 自然災害保証補償 15年(施工業者)
- 施工保証 10年(メーカー、施工業者)
仮に7.14kwを平均価格で設置したとすると、総額は207万円となり、その差はなんと87万円になります。
| 単価 | 7.14kwの設置費用 |
|---|---|
| ①平均価格 29万円/kw | 207万円 |
| ②我が家の見積もり 16.8万円/kw | 120万円 |
| 差額 | 87万円 |



相場よりもこんなに安くなるんですね。



比較することで、ここまで費用を抑えることができるんです。
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割高な費用で設置しないためには


太陽光発電で失敗しないためには、設置費用を安く抑えることが必要です。
そのためにも、業者比較が大事になってきます。
太陽光発電を設置しようと思った場合、以下のようなルートから業社を探すと思います。
- 住宅会社
- 訪問販売
- 店舗(家電量販店、ホームセンターなど)
- 一括見積もり
- 自身で探す
では、どこで探して検討するのがいいのか。
おすすめは一括見積もりです。
ただし、住宅会社のキャンペーンなどで安く設置できる場合は、そちらにするべきです。(一条工務店の太陽光発電、蓄電池セットみたいにかなり安いものは、設置しないと損です。)
訪問販売や家電量販やホームセンターなど店舗は、一見すごくお得なように説明されていますが、
実際には支払い総額は高いケースが多く、場合によっては設置して損する可能性があるので特に注意が必要です。
一括見積もりを勧める理由は以下のとおりです。
- 相場価格よりも安い見積もりを提示してもらえる
- 相見積もりで複数社から検討できる
- 業社が価格交渉に慣れているため、交渉しやすい
- 見積もりサイトの審査基準をクリアした業社のみが登録されているので悪徳業者は排除されている
しかし、一括見積もり



しつこく電話がかかってきたり、変な業者を紹介されるんじゃない?
このようなイメージを持っている方もいるかと思います。
我が家も最初はそんなイメージでした。
しかし実際に利用してみたところ、しつこい営業も一切なく、利用しておいて良かったです。
もちろん良いことばかりではありません。
複数の業者とのやり取りや価格交渉など多少の手間がかかります。
しかし、その手間を惜しんでしまうと、適正価格より高い金額で太陽光発電を設置してしまうリスクがあるのです。
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【2026年最新】一括見積もりを利用した見積もり事例(太陽光・蓄電池)
2026年に見積もり内容について私へご相談いただきいた方の事例を紹介します。
(※相談者様の許可を得て掲載しています)
最近は蓄電池も同時に検討される方も多いかと思います。
蓄電池も合わせた見積もりなのでぜひ参考にしてみてください。
見積もり内容
最初に拝見した見積もり内容は割高な価格でした。
内容は以下のとおりです。
| 項目 | 設置容量 | 価格(税込総額) |
|---|---|---|
| 太陽光発電(長州産業) | 5.346kw | 374万円 |
| 蓄電池(ニチコン) | 7.4kwh |



正直、この設置容量でこの価格は割高です。
そこで相談者様には、一括見積もりを利用して見積もり取得してみることをおすすめしました。
そして、取得された見積もり内容は以下のとおりです。
| 項目 | 設置容量 | 価格(税込総額) |
|---|---|---|
| 太陽光発電(ハンファジャパン) | 10.8kw | 324.5万円(補助金抜き) |
| 蓄電池(ニチコン) | 9.9kwh |


最初の業者と比べて、すごく良心的な見積もり内容になっています。
しかも、パワコンは高性能なトライブリッドです。
(トライブリットは太陽光発電、蓄電池、V2Hを一つのパワコンで繋ぐことができます)
- 太陽光発電(設置容量が5.454kw増えた)
5.346kw → 10.8kw - 蓄電池(蓄電容量が2.5kwh増えて)
7.4kwh → 9.9kwh - 価格(49.5万円安くなった)
374万円 → 324.5万円



太陽光発電は約2倍の容量。蓄電池の容量も増えたのに、価格は49.5万円も安くなっています。



こんなに違うんですね。
太陽光発電は1社だけで決めてしまうのはリスク大です。
複数社から見積もりを取って比較することで、リスクを大きく下げることができます。
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太陽光発電の見積書で注意すべき3つのポイント


ここからは、見積書を受け取ったときに見るべきポイントについて解説していきます。
- 総額
- 項目
- 型番
見積書を受け取った際は、この3つのポイントを確認しましょう。
我が家を事例に解説していきますね。
ポイント①:総額
太陽光発電の見積もりで最初に見るべきポイントは“総額”です。
こちらは我が家の見積もりになりますが、赤で囲った部分が総額になります。


見積もりには、製品、設置工事費、電気工事費などの各項目があり、それぞれに対して金額が記載されています。
業者によって記載内容に違いがあり、値引き・申請費・保証費などが記載されていることもあります。
各項目それぞれに金額がありますが、見るべきは総額です。
そして、こんな言葉には要注意です。



今回は特別に100万円お値引きしますので、とてもお得ですよ。



今ならキャンペーンで工事費が無料なっています。
こう聞くとお得に感じますよね。
しかし、どれだけ値引きされたり、工事費が無料になっても、他の項目で上乗せされていれば意味がありません。
業者が提示する値引きや無料キャンペーンに惑わされず、全体の総額を確認することが大切です。
また、業者によっては、見積もりに補助金を含めているところもあります。
こういった場合は、補助金を引いた総額で見るようにしましょう。
補助金によって適正価格になっているのであれば、それは単に業者が補助金を受け取っているようなものですからね。
ポイント②:項目
先ほど、業者によって見積書に書かれている項目に違いがあると言いました。
太陽光発電は、製品代と工事費だけではありません。
その他にも、
- 保証費
- 申請手続き代行費
このような費用がかかってきます。
保証費
保証はメーカーが無料で付帯しているものもありますが、中には有料の保証もあります。
例えば、自然災害補償は、多くのメーカーが有料にしています。
この他にも、設置業者によっては、施工保証を有料にしているところもあります。
保証はとても大切なので、保証内容とともに、見積もりに含まれているか確認しましょう。
申請手続き代行費
続いて、申請手続き代行費です。
太陽光発電は設置したからといってすぐに使えるわけではありません。
設置してから稼働し、売電するまでには次の2つの申請が必要になります。
- 経済産業省 事業計画認定申請手続き
- 電力会社 系統連系申請手続き
何だか難しそうに感じるかもしれません。
しかし、多くの業者は、こちらの申請手続きを代行してくれます。
またその他にも、自治体によっては太陽光発電に補助金が出るところもあります。
補助金の申請手続きも、業者が代行してれる場合があります。
しかしながら、これらの費用を見積もりに含めず、後から請求してくる業者もいるかもしれません。
こういったことを防ぐためにも、申請手続き代行費用が見積もりに含まれているか、確認しましょう。
申請自体は自身でも可能ですが、やはり負担にはなるので、できるだけ代行してもらうのがいいかと思います。
ポイント③:型番
見積書に書かれている製品の型番は必ず見ておきましょう。
同じメーカーの太陽光発電でも、種類は多く、グレードもさまざまです。
同じメーカーのものであっても、カタログに掲載されていない型番があったりします。
我が家は長州産業Bシリーズの太陽光パネル(太陽光モジュール)を設置しており、こちらが見積書の型番です。


続いて、長州産業のカタログに掲載されている型番です。


画像引用:長州産業公式ページ
- 見積もり:CS-340B83
- カタログ:CS-340B81
微妙な違いなので、しっかり見ておかないと気づかないと思います。
我が家はこの違いに気づき、メーカーに確認したところ、



フレームの形状に違いがあるだけで、発電性能などは全く変わりません。
このような回答を得られました。
このようにカタログに掲載されていない、型番が見積書に書かれているなんてこともあります。
我が家の場合、とくに問題はありませんでしたが、
「安い製品が使われているなんて知らなかった」
こんなこともあり得るので、型番は確認しておきましょう。
複数社から見積もりを取ることで、こういった型番の違いにも気づきやすくなります。
見積もりを見比べ、他社と違う型番が使われていたら注意が必要です。
まとめ


今回は太陽光発電の見積もり実例と見るべきポイントにつて解説しました。
太陽光発電は、業者によって提案内容、価格が大きく変わります。
割高な価格で失敗しないためには、
- 相場価格を知ること
- 見積もり比較すること
この二つが重要です。
今回紹介した内容を参考に、適正価格での見積もり取得にお役立ていただけましたら幸いです。
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