太陽光発電は10年後どうする?我が家の計画をブログで解説。

こんにちは、ハッチです。

家庭用太陽光発電が普及し始めてから10年以上は経過しており、FIT期間が終了したという方も増えてきています。

FIT期間が終了する10年後ってどうすればいいの?

このような疑問をもっている方も多いかと思います。

そこでこの記事では、

  • 10年後に変わること
  • 10年後からやるべきこと

この2つの内容について解説します。

10年目以降もお得に使えるように、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

太陽光発電は設置から10年後どうなる

家庭用太陽光発電はFIT期間終了後も継続して売電はできますが、単価は低くなります。

また、固定価格ではなくなるため、売電価格は変更されることがあります。

以下の表はFIT期間終了後、大手電力会社の売電価格です。
(※2025年8月現在の単価で、プランによっては違う場合もあります)

電力会社FIT終了後の売電価格
北海道電力8.0円/kWh
東北電力9.0円/kWh
東京電力8.5円/kWh
中部電力7.0円/kWh
北陸電力8.0円/kWh
関西電力8.0円/kWh
四国電力7.0円/kWh
中国電力7.15円/kWh
九州電力7.0円/kWh
沖縄電力7.7円/kWh

単価の高い時に設置した人からすると、すごく大きな下げ幅ですよね。

我が家もFIT制度では売電単価は17円なので、それと比較すると半額程度になってしまいます。

今年度から設置する人であれば、5年目からFIT制度の売電単価は低くなるので、10年後は大きな変化はありません。

【2025年度】FIT制度の売電単価
最初の4年間24円
残りの6年間8.3円

太陽光発電で10年後にやるべき2つのこと

設置から10年後に変化することは売電価格の低下。

では、10年後から何をすればいいのか?

やるべきことは次の2つです。

  • 売電先の変更
  • 自家消費率の向上

売電先の変更

FIT制度終了後は売電先を大手電力会社から変更することができます。

大手電力会社より高い単価で買い取ってくれる電力会社もあるので、変更することをおすすめします。

高い単価で買取をしてくれる電力会社をピックアップしてみました。
(2025年8月現在の情報なので、最新の単価は電力会社のHPでご確認ください)

電力会社売電単価対象エリア備考
京葉ガス
プラチナプラン
13.8円東京電力エリア10kw未満のみ対象
エネスクライフサービス北海道 11円
東北 10円
関東 12.5円
中部 10.5円
北陸 8.5円
関西 10円 
中国 10円
四国 8.5円
九州 7.1円
北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
TERASEL電気または蓄電池とセットで単価1円アップ
TERASEL電気+蓄電池で単価2円アップ

ENEOS太陽光買取サービス北海道 11円
東北 11円
関東 11円
中部 10円
北陸 10円
関西 10円 
中国 10円
四国 10円
九州 7.5円
北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア

単価は固定ではないので、定期的に見直す必要があります。

また、単価だけではなく、

  • 契約期間の有無
  • 契約手数料の有無
  • 解約金の有無

こういった点にも注意して選ぶようにしましょう。

自家消費率の向上

今現在の電気料金だと、自家消費の価値は1kwhあたり35円ほどとなっています。

10年後に売電単価8円程度になれば、自家消費の価値は売電の4倍以上。

つまり、

発電した電気をできるだけ自家消費にまわして電気を買わない

これが、非常に重要となってきます。

自家消費の高め方についてはこちらの記事で詳しく書いています。

自家消費を高めるために10年後から検討すべきものを簡単にご紹介します。

  1. おひさまエコキュート
  2. 電気自動車
  3. 蓄電池
  4. V2H

おひさまエコキュートの導入

おひさまエコキュートとは、太陽光発電を利用して沸き上げを行うエコキュートです。

ダイキン公式サイト:おひさまエコキュート

通常のエコキュートでは、料金単価の安い夜間の電気で沸き上げを行うようになっています。

しかし、太陽光発電がある場合、夜間の電気で沸き上げするよりも、発電した電気で沸き上げする方がお得になります。

ただし、エコキュートも安いものではありません。

今使っているエコキュートの交換時期ではないのに、あえて、交換する必要はないと思います。

現在のエコキュートを交換するタイミングで次はおひさまエコキュートにするという感じでいいと思います。

電気自動車

太陽光時発電を利用して電気自動車の充電を行うことで自家消費率を向上させることができます。

我が家は2025年1月に中古で電気自動車(PHEV)を購入しました。

我が家の電気自動車。太陽光発電を利用して電気自動車を充電している写真
太陽光発電で電気自動車を充電
自家消費率
2024年(電気自動車なし)30.2%
2025年(電気自動車あり)37.8%

我が家では、電気自動車を導入したことで自家消費率が7.6%アップしています。

車の買い替え時には電気自動車も選択肢の一つとして検討してみるのも良いかと思います。

蓄電池

蓄電池は自家消費率を大きく向上させてくれます。

蓄電池は売電単価と買電単価の差が大きくなるほど、導入効果は大きくなります。

FIT期間が終了し、売電価格が下がったタイミングで蓄電池を検討するのはありだと思います。

ただし、現在の蓄電池の価格だと元を取れない可能性もあるので、慎重に検討する必要があります。

蓄電池についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

V2H

V2Hは電気自動車と自宅の電気を行き来させることができる機械です。

V2Hがあることで、電気自動車を蓄電池代わりとして使用することができます。

ただし、現時点ではまだおすすめできません。

仕組み自体は素晴らしいものですが、デメリットは充放電時のロスが大きいことです。

実際にV2Hを導入している人のデータによれば充放電で40%程度のロスが発生しているとのことです。

せっかく発電したのに40%失うのはもったいないですよね。

V2Hはロス率の改善に期待ですね。

まとめ

今回は太陽光発電を設置してから10年後にやるべきことについて解説しました。

10年後に何もしなくても同じように使うことができ、売電もできます。

しかし、今回解説したことをやった人と何もしない人では、長い期間で見たときに大きな差となります。

FIT期間終了を迎える方は今回紹介したことをぜひ実践してみてください。

当ブログではこの他にも太陽光発電に関する役立つ情報を発信しています。

他の記事も参考にしてみてください。

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