太陽光設置ノウハウ

【2023年】太陽光発電はやめたほうがいい?今から設置しても遅くない4つの理由

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こんにちは!ハッチです。

太陽光発電って売電価格も下がっているし、今から設置しても遅いんじゃない?

今回はこのように思っている方に向けて記事を書きました。

結論から言うと、全然遅くなんてありません。

売電価格というのは、太陽光発電の経済要素の一つに過ぎません。

この記事では、なぜ売電価格が下がっていても大丈夫なのかということを解説しています。

売電価格が下がっていても大丈夫なの?と気になっている方はぜひ最後まで読んでみて下さい
  • 30代会社員、妻(専業主婦)と子ども(2歳)の3人家族
  • 太陽光発電アドバイザー資格保有
  • 2022年10月にリフォームローンを組んで太陽光発電を設置
  • 見積もりサイトを使ったことで長州産業7.14kwを110万円で設置
  • 保証期間内(15年間)で得られる経済的メリットは約150万円の見込み
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太陽光発電で後悔しないために

太陽光発電で後悔した人の多くは設置費用が高いことが原因です。

割高な費用で設置しないためには相見積もりを取ることが必須です。

我が家では見積もりサイトを使って設置費用を抑えることができた結果、

実質負担なしで電気代を安くできています。

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太陽光発電の売電価格推移

以下の表は売電価格の推移です。確かに売電価格は年々下がっています。
年度 売電単価(住宅用)
2009年
(平成21年)
48円
2010年
(平成22年)
48円
2011年
(平成23年)
42円
2012年
(平成24年)
42円
2013年
(平成25年)
38円
2014年度
(平成26年度)
37円
2015年度
(平成27年度)
33円
(出力制御あり35円)
2016年度
(平成28年度)
31円
(出力制御あり33円)
2017年度
(平成29年度)
28円
(出力制御あり30円)
2018年度
(平成30年度)
26円
(出力制御あり28円)
2019年度
(令和元年度)
24円
(出力制御あり26円)
2020年度
(令和2年度)
21円
2021年度
(令和3年度)
19円
2022年度
(令和4年度)
17円
2023年度
(令和5年度)
16円
2024年度
(令和6年度)
16円

 

2009年と比べると3分の1まで下がっています。

この売電価格の推移を見ると、今さら設置しても遅いんじゃないかと思いますよね。

しかし、それでも大丈夫。

「売電価格が下がっていても大丈夫」その理由について解説していきます。

売電価格が下がっていても大丈夫な理由

売電価格が下がっても気にしなくていい理由は以下の4つです。

売電価格が下がっても大丈夫な理由
  1. 設置費用が下がっている
  2. 太陽光発電の性能、耐久性が向上している
  3. 保証期間が延びている
  4. 電気代が高騰している

売電価格が固定されているのは、設置から10年間です。

太陽光発電は数十年使えるもので、長い目で見たら今から設置しても遅いなんてことはないのです。

設置費用が下がっている

売電価格は、太陽光発電の設置費用の相場価格によって毎年度決められています。

売電価格が下がっているということは、同じように設置費用も下がっているのです。

以下の画像は経済産業省の資料で、設置費用の相場価格です。

まずこちらは、2013〜2014年度の設置費用相場価格です。
続いて2021〜2024年度の設置費用相場価格です。


画像引用:経済産業省ホームページ

  • 2013年度(平成25年度)  1kwあたり42.7万円
  • 2024年度(令和6年度) 1kwあたり25.5万円

仮に5kwの太陽光発電を相場価格で設置したら、その差は86万円にもなります。

我が家は1kwあたり15.4万円で設置しているので、いかに設置費用が下がっているかというのが分かると思います

太陽光発電の性能が向上している

太陽光発電の技術は日々進歩しています。

10年前と比べても発電能力、耐久性などが大きく向上しています。

以下の画像は、2013年と2023年のカタログに掲載されている性能値です。(パナソニック)

2013年の太陽光発電カタログに掲載されている性能値

2013年の太陽光発電カタログ写真
画像引用:パナソニック公式サイト

2023年の太陽光発電カタログに掲載されている性能値

2023年の太陽光発電カタログ写真
画像引用:パナソニック公式サイト

発電効率
2013年 17.5%〜18.7%
2023年 20.0%〜20.3%

 

太陽光発電は数十年使えるものなので、長い期間でみたら発電量に大きな差が出ます

保証期間が延びている

太陽光発電システムの性能、耐久性が向上に伴って、保証期間も延びました。

以下の画像は、2013年と2023年のカタログに掲載されている保証期間です。(パナソニック)

2013年の太陽光発電カタログに掲載されている性能値

2013年パナソニック太陽光保証期間画像
画像引用:パナソニック公式サイト

2023年の太陽光発電カタログに掲載されている保証期間

2023年パナソニック太陽光保証期間画像

画像引用:パナソニック公式サイト

出力保証 機器保証
2013年 20年 10年
2023年 25年 15年

 

メーカーが保証を延ばしているのはそれだけ耐久性が向上した証です

電気代が高騰している

皆さんご存知のとおり、ここ最近エネルギー価格が高騰しています。

こちらは2016年〜2023年の電気代推移グラフです。

電気代推移グラフ

自由料金に関しては2016年と比較して2倍近くにまでなっています。

それに対して規制料金は国の許可なしにあげることができないため、上がり幅は少ないです、

しかし、2023年6月には規制料金も許可を出て、値上げが実施されました。

現在は国よる電気代補助があって電気代高騰が抑えられています。
(グラフで2023年2月から急に下がっているのは補助が始まったからです。)

しかしながらこの補助も2023年9月使用分までの予定となっています。

太陽光発電の売電単価が下がっている今、電気を売るより買わないことが重要になっています。

これだけ電気代が高騰しているので、太陽光発電は電気代を抑えるのに大きく役立ちます。

太陽光発電でどのくらい電気代を削減できるかはこちらの記事で詳しく書いています。

太陽光発電で電気代は安くなる?実際に設置した我が家の電気代をブログで公開こんにちはハッチです。 ここ最近、エネルギー価格が高騰しており、 「電気代が高い」 このように感じて、太陽光発電の設置...
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売電価格よりも大事な2つのこと

売電価格は確かに安いより高いほうがいいです。

しかしながら国に対して、

「我が家の売電価格を上げて下さい!」

こんなこと言っても無理です。

では、我々にできることといえば、

  • 設置費用を下げる
  • 自家消費率を高める

この2つしかないんです。

それでは、詳しく説明していきます。

太陽光発電の設置費用を下げる

太陽光発電の設置費用を下げるオリジナルイメージ画像

2023年の相場価格25.9万円となっていますが、これはあくまで平均値です。

全く同じ太陽光発電システムを設置したとしても、個々によって価格は大きく異なります。

高く設置している人の多くは、業者の言われるがまま、設置しています。

一方で、安く設置している人は、複数業者から見積もりを取って価格交渉しています。

それを証拠に、SNSなどで情報収集している人は相場よりも安く設置していることがわかります。

Twitterでの太陽光発電見積もりアンケートの結果画像
こちらは2013〜2014年度の設置費用相場価格です。

我が家も一括見積もりサイトを利用して複数業者と価格交渉をした結果、1kwあたり、15.8万円で設置することができました。

このように相見積もりを取って、価格交渉をする。

これをしている人と、していない人の差は大きいです。

今は売電価格を気にするよりも、設置費用を下げることに注力すべきです。

自家消費率を高める

自家消費率を高めるオリジナルイメージ画像

今度は太陽光発電を設置した後の話です。

太陽光発電を効果的に運用するポイントは、自家消費率にあります。

自家消費率とは、発電した電気のうち、自宅で使用した割合のことです。

我が家が契約している電力会社では、日中の電気料金単価は1kwh/35円ほど。

それに対して売電単価は1kwh/17円(2022年に設置)

売る値段に対して、買う値段が倍以上になっているため、できるだけ自家消費した方がお得になります。

とはいえ、自家消費率を高めるために無駄に電気を使っていては意味がありません。

夜間使っている家電で、可能なものは昼間に使えばいいのです。

例えば、

  • 洗濯機を昼間に使う
  • 食洗機を昼間に使う
  • エコキュートの沸きあげを昼間にする

こういったことです。

我が家では、エコキュートの現在時刻を遅らせることで昼間に沸きあげをしています。
(沸きあげ時刻の設定変更ができないため現在時刻を変更)

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まとめ:太陽光発電は今から設置しても全然遅くない

太陽光発電に関しては、ネガティブな情報も多く、誤解されていることが多々あります。

私自身も以前は、今から設置しても遅くない?このように思っていました。

しかし、これは明確な根拠があっわけではなく、ただのイメージでした。

多くの方もこのようなイメージで判断されているのではないでしょうか。

近年、東京都での義務化や電気代高騰などで太陽光発電が今まで以上に注目されています。

ネガティブな意見や情報も多いですが、ぜひフラットな目線で情報収集してみてください。

今回は、太陽光発電を今から設置しても遅くない理由についての解説でした。

この他にも、我が家の実体験をもとに、太陽光発電に関する役立つ情報を発信しているので参考にしてみてください。